名人伝
またまた高校の国語の教科書を読む。すっかりやみつき。昨日は、中島敦の「名人伝」を読んだ。面白いなんてものではなかった。ははははは。
弓の道を極めようとした男の物語。
「どんなことがあってもマバタキをしない」とか「一点凝視」などの並なみならぬ修行の果てに、ついに、揺れ動く「シラミ」の心臓を打ちぬくほどの弓の名手になった主人公は、そんなことくらいではあきたらず、さらにさらにその道を極めたいと思う。なんとまあ向上心旺盛なことであろうことかと感心した。
結局この男の最後は、あまりにその道を極めすぎたために?ついには、弓矢を見ても、それがいったい何をする道具であるのかわからなくなる境地にまで達してしまった。なんだか本末転倒かも。
あまりにその道を極めすぎると、ついには何も極めないことこそが極めることの真髄になってしまう。そんな感じなのかな?わけわからん。
まあいっしゅの皮肉なのでしょうね。
文章の表現技法としては、誇張法とでもいうのかしら。それがたまらなくおかしかった。
その2につづきます。